2014年11月13日

”からすうり”って?

昨日、午前と午後のレッスンの合間に高齢者の音楽療法をしました。1回1時間の準備に、前日に5時間かけてしまいました(苦笑)。1曲ごとの目的を考え、プランを決め、楽譜と歌詞(模造紙に拡大して書きます)を用意して、伴奏を練習する。

毎回、セッションでは季節感を忘れないために、季節の歌をうたいます。

まっかな秋」の歌詞を書いていたら、2番の歌詞に”からすうり”という言葉が出てきました。

ネットで調べて画像を確認。クライアントさんにも見てもらおうと、写真にプリントして、歌詞の模造紙に貼りました。ついでに、紅葉した蔦や真っ赤な彼岸花の写真も。

準備オッケーと思って、当日、歌い始めたら…

あれ?声が聴こえない…。

曲の途中で、「この曲、知らないよねぇ…ヒソヒソ…」というクライアントさんの声。

その瞬間に悟りました。やってしまった…年代間違い。

大正から昭和一桁生まれの方は、小林秀雄さん作曲の「まっかな秋」はご存じなかったんです。帰って調べてみましたら、小林秀雄さんも昭和一桁生まれ。クライアントさんと同年代です。そして、「まっかな秋」は、昭和38年10月のNHK”たのしいうた”で放送されたようだとわかりました。その頃、男性は働き盛り、女性も子育てはちょっと落ち着いている時期ですよね。童謡よりも、歌謡曲を聴く時代になっていたはずです。

”からすうり”って、どんな実だったかな?と調べたまではよかったけれど、「まっかな秋」がいつ作られた曲だったかまでは調べていませんでした。大変勉強になりました。

ちなみに、「もみじ」は皆さん歌えました。「もみじ」は、1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』で発表された曲なので、クライアントさんが小学校で歌った歌です。

このように失敗しながらも、次はもっとよいセッションができるように、がんばっています。





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posted by H.I.M.kisarazu at 09:39| Comment(0) | 音楽療法

2014年09月17日

音楽療法のご感想をいただきました。

木更津市矢那に、今月オープンしたばかりのデイサービス 笑和の郷様で、音楽療法をさせていただいております。

笑和の郷様
地域情報誌「Style」さんに載っていた記事です。

利用者様と職員の方から、セッションのご感想をいただきましたので、許可を得て、ご紹介いたします。

<利用者様より>
『昔懐かしの歌を歌ったりするのもいいね』
『嫌なことが全部吹き飛んでしまって音楽は楽しいね』


<利用者様のご家族様より>
『音楽療法の事を楽しそうに語ってくれました』

<職員様より>
『利用者さんの表情の変化は、活気もあり笑顔もあり、心が若返っているように感じました』

ご感想、ありがとうございます!

音楽療法は、音楽を聴くという受動的な活動だけでなく、クライアント自身が能動的に音楽をすることにより、脳の活性化、肺の機能促進、口腔刺激、身体運動、発散、円滑なコミュニケーションなど、クライアントのリハビリテーションになるように目的を持って、プログラムを組みます。

これまで、北海道登別市、神奈川県藤沢市、東京都練馬区、千葉県千葉市、木更津市、君津市等で、音楽療法のセッションをさせていただきましたが、歌っていただく楽曲も、地域によって変えています。漁師町だと演歌がお好きな方が多いですし、高学歴の方が多い地域ですと上品な感じの歌謡曲やクラシックを好まれます。同じ年代でも、生まれや育ちによって、親しむ音楽も違うので、毎回プラン作りには頭を悩ませています。

デイサービス 笑和の郷様は、9月1日にオープンしたばかりの新築の施設です。畳の小上がりでお昼寝ができたり、アットホームな雰囲気の中で、利用者様はくつろいでお過ごしでした。音楽療法を取り入れようとされるのも、利用者様を思ってのこと。定員10名の小規模施設だそうですので、すぐに埋まってしまうのではないでしょうか。職員の皆様も、大変あたたかいです。

次回のセッションも楽しみにしてくださっているので、頑張ります!





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posted by H.I.M.kisarazu at 08:24| Comment(0) | 音楽療法

2014年04月28日

障害児音楽療法グループセッション

土曜日、月1回のペースで4年間続いている障害児の音楽療法グループセッションでした。幼児から20代までのダウン症、自閉症、知的障害の8名〜11名が、保護者と共に参加しています。 今月は新学期ということもあり、「もう○年生になったんだね!」と感慨にふけったセッションでした。出会った時には中学2年生だった子が、今は高校3年生になっています。高校1年生だった子が、今年20歳です。 年月を経て、クライエントとの間にラポールが形成されてきたのを感じます。 障害があってもなくても、音楽が好きな子は多いです。歌で季節感を味わい、流行の歌も歌い、楽器を奏で、ダンスもする。土曜日は、ピアノで即興演奏にもトライしました。教室の生徒さんと同じことをさせてみました。私の伴奏のシンコペーションのリズムに、ぴったり合わせてピアノを弾く子もいます。それぞれが思うままに、自由に表現してくれたらいいと思います。 表現したら、周りのみんなから拍手をもらえます。恥ずかしがってやらなくても、音楽が止まった次の瞬間に弾いてくれた子もいます。そして、拍手&ハイタッチ! セッションが終わった時、ある子が私の前に来て、お辞儀をして「ありがとうございました」と言ってくれました。これは、初めてのことです。学年があがり、社会性が育っているんだなと感動しました。 1人1人が主役となり、音楽で自分を表現して拍手される喜び(存在価値の承認)、そしてグループならではの一体感(つながり)も、今後さらに育てていきたいと思います。音楽で心豊かに楽しめる時間は、みんなのものです。 今日も、応援ポチっと、よろしくお願いします! にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
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posted by H.I.M.kisarazu at 08:15| Comment(0) | 音楽療法