2010年02月24日

急がば、ほめろ。

当然ですが、いろいろなお子さんがいますよね。同じ年齢でも、初めての場所で物怖じせずにガンガン動いて楽しめちゃう子、人見知りでお母さんの後ろに隠れちゃう子。でも、いろいろな子を同時に見ていて思います。 「のろのろはていねいなんだ あわてんぼうはいっしょうけんめいなんだ」って。 これは、荒井良二さんの絵本『はっぴぃさん』の中に出てくる言葉です。 ”はっぴぃさん”は、山の上の大きな石の上で困ったことや願い事を聞いてくれるのです。 なんでものろのろな”ぼく”は、”はっぴぃさん”に会いに行きます。 「どうしたらのろのろじゃなくなるのか」を聞くために。 なんでもあわてる”わたし”も、”はっぴぃさん”に会いに行きます。 「どうしたらあわてなくなるのか」を聞くために。 2人は途中で出会い、言葉を交わします。 結局、2人は”はっぴぃさん”には会えないのだけれど、2人の口からこの言葉が生まれます。 「のろのろはていねいなんだ あわてんぼうはいっしょうけんめいなんだ」 体験レッスンでは、特に人見知りの激しい子は楽しめていないんじゃないかと思う保護者の方もいらっしゃって、レッスン中に「なんでちゃんとやらないの!!そんなんじゃもう帰るよ!!」と怖い顔でおっしゃるお母様も見受けられます。お母様が怖い顔をしているので、ただでさえ初めての場所で緊張しているお子さんは、もっと楽しめない…という悪循環です。 でも、大丈夫です。人見知りの激しいお子さんでも、お母様がいつもにこやかに楽しそうにレッスンに参加されていると、何ヶ月か経つとお子さんが変わります。最近、その変化を目の当たりにしました。 「人見知り=積極的に動かない」と短所としてとらえると「なんでちゃんとやらないの!!」と怒りたくなるかもしれませんが、「積極的には動かないけれど、人の話をきちんと聞いている」ととらえると長所になります。人の話をきちんと聞いていると、先生のやったことをすぐに真似することができます。これはピアノの習得にかなり有利。 逆もまた然り。「積極的に動くけれど、落ち着いて話が聞けない」という子は、身体全体でリズムを表現できる・自分から発信できるという素晴らしさがあります。 金子みすずさんの「みんなちがって みんないい」という言葉も、私が好きな言葉です。 短所を直そうとするよりも、長所をほめて伸ばした方が近道かもしれません。 言いたいことが伝わったでしょうか?
はっぴぃさんはっぴぃさん
(2003/09)
荒井 良二

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2009年12月20日

楽譜が読める!

4歳のリズムとソルフェージュ<呉暁>4歳のリズムとソルフェージュ<呉暁>
(1998/12/10)

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教室で一番初めに使うテキストです。4才になる学年になった子から使用しています。途中でいきなり難しくなることがないので、挫折することなく着実に読譜の勉強ができます。
今月入会した生徒さん(4歳)、昨日はまだ2回目のレッスンでしたが「ドレレド」の譜読みが難なくできていました。すごい! ↓よかったらクリックしてくださいね♪
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2009年09月02日

りんごは赤じゃない

りんごは赤じゃない―正しいプライドの育て方りんごは赤じゃない―正しいプライドの育て方
(2002/05)
山本 美芽

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3歳から年少さんクラスで使っているワークブックで、いちご・りんごは「赤いもの」、レモン・バナナは「黄色いもの」、葉っぱは「緑のもの」と認識して色を塗りましょうというものがあります。

そこからさらに、「ド=赤」、「レ=黄色」、「ミ=緑」と色分けし、譜読みの練習につなげようとしているのですが、生徒さんの中には「りんごは青りんごもあるよ」と緑に塗ったり、「葉っぱは赤がいい」と赤に塗ったり、本当にいろんな生徒さんがいます。

私は「それは違うよ」とは言えません。むしろ、「その通りだよ」と思います。

りんごは赤、柿はオレンジ、葉っぱは緑…本当かな?
りんごだって、一つ一つ、部分部分でいろんな色があるじゃないか、そう思います。
子どもの感性は鋭い。大人の常識に無理やりはめこんではいけないですよね。

私も柔らかい頭と心でレッスンに挑まなければ!と襟を正した出来事でした。何度も読んでいる山本美芽さんの『りんごは赤じゃない?正しいプライドの育て方』をもう一度読み直したいと思います。


posted by H.I.M.kisarazu at 19:46| Comment(0) | 教本・書籍